自律神経失調症はメンタル疾患ではない！
自律神経とは
自律神経には「臓器や器官などの活動を担う交感神経」「臓器や器官の休息を担う副交感神経」があり､全身のバランスを保って､体内環境をコントロールしています。
自律神経失調症とは､自律神経が正常に機能しないことにより､身体に症状が起こることをいうのですが､実は正式な病名ではありません。
原因が「睡眠不足」「食事の変化」「ホルモンバランスの変化」「環境の変化」「ストレス」などと言われているため「気持ちの問題」「メンタルが弱い」などと言われがちです。
しかし自律神経失調症はただのストレス疾患ではありません。
・自律神経失調症 症状
動悸
疲れがとれない
情緒不安定
立ちくらみ
吐き気 などがあります。
・自律神経失調症 種類
4種類あり､原因・治療法が異なってきますので､自分のタイプをしっかり見極めることが大切です。
本態性自律神経失調症
もともと体質的に自律神経の調節機能が乱れやすいタイプ
神経症型自律神経失調症
感受性が過敏なため､精神的ストレスや感情が原因
心身症型自律神経失調症
日常生活のストレスが原因 （最も多い）
抑うつ型自律神経失調症
心身症型が進行した状態
GIVE鍼灸整骨院治療
病院での治療
薬物療法 「抗不安剤」「抗うつ剤」「睡眠薬」
心理療法 「カウンセリング」
日常生活の指導が行われます。
実は､自律神経失調症そのものを治療する薬は存在しません。
薬は､必ずといっていいほど副作用があり､初めは効果があるかもしれませんが､根本的な治療にはりません。
余談ですが､「自律神経失調症 薬」と検索すると､「飲みたくない」「副作用」と検索ワードに出てくるのが現実です。
GIVE鍼灸整骨院での治療
自律神経失調症の治療は心身ともに行うことが必要となります。
治療法も「症状を和らげる」「本質的な原因にアプローチする」の2種類に分けられます。
自律神経は腕を動かす神経や感覚を感じる神経と同じ類で「神経」であることに変わりはありません。
自律神経は脊椎（頚椎〜腰椎）や骨盤に幅広く分布されています。
脊椎や骨盤が歪んでしまうと神経の伝達がうまくいかなくなり
症状として現れる可能性が高くなります。
GIVE鍼灸整骨院では､その人のタイプをしっかりと問診し､複数種類ある矯正治療から､その人にあったオーダーメイド矯正､専門の鍼で自律神経が通っている場所・集まっている場所付近の緊張を取り除き､ツボによる内臓に対するアプローチもできます。
治療も東洋医学と西洋医学を組み合わせた治療で多角的に治療することができます。
もちろん日常生活でのアドバイスもしっかり行なっていきますね！
※症状によっては､病院での治療をお勧めしております